この記事では、
- FXトレード検証ツール『トレードインターセプター』の使い方を徹底解説
- Trade Interceptorで出来ること
- Trade Interceptorの設定・登録方法
- Trade Interceptorの使い方
こんな内容を解説しています。
FXで勝てるようになるにはトレードの練習や検証が不可欠です。
2017年にFXトレードで利益を上げた人の割合はおよそ60%だそうです。
利益を上げている投資家の割合は 60.3%と過半数の投資家が年間でプラスの利益を上げている。金融庁が 7 月に発表した「2018 年 3 月末時点で投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている」というニュースは大きな衝撃を与えたが、リスクが高いといわれている FX 取引で年間を通じて利益を出している個人投資家が多いことは注目に値する。
ただし、実際には勝っている人だけがほぼアンケートに答えているというのが真実。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_komari.png” name=”みつきよ”]FXで負けた人(退場した人)は、そもそもFXの情報から遠ざかりますからね…。[/prpsay]『最終的にトレードで勝ち続けられるのは全体の10%』と言われています。
つまり、FXの練習無くして『勝ちトレーダー』になることはほぼ不可能。
この記事では、そんなFXトレードの『練習』が効率よく行える『Trade Interceptor(トレードインターセプター)』について説明します。
ぜひ、ご一読ください。
TradingView 使い方|基本~応用・特徴まで徹底解説!トレーディングビューの使い方|チャートの見方|インジケーターの設定方法|アプリ版も対応』
【trade interceptor 使い方】トレードインターセプターで出来ること
トレードインターセプターで出来ることを解説します。
まず、FXトレード練習・検証ツールを選定するポイントは以下のとおりです。
- 複数時間足(MTF)での同時表示・同時再生ができるか
- FXの模擬トレード(疑似トレード)ができるか
- 損益レポートが出力できて、トレードのPDCAを回せるか
- ローソク足チャートの早送り、巻き戻しができるか
- 何年も前のチャートまで検証することができるか
- FX検証したい通貨ペアが存在するか
Trade Interceptorは、これらを全て網羅した『無料で使える』トレード練習ツールです。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_basic.png” name=”みつきよ”]これだけ機能が充実していて『完全無料』なのはハッキリ言って神です。有料ツールと言えば『MT4裁量バックテスター』『Forex Tester』『裁量トレード練習君』『T-Note』などがメジャーですが、これらのFX検証ツールにも決して引けを取りません[/prpsay]
【trade interceptor 使い方】トレードインターセプターの設定・登録方法

まずは登録と各種設定から
トレードインターセプターの設定・登録方法を手順に沿って解説します。
Trade Interceptor トレードインターセプターのダウンロード・インストール
まずは、公式サイトからTrade Interceptorをダウンロードしましょう。
画面を下にスクロールすると『DESKTOP APPLICATIONS』があるので、
- Trade InterceptorをMacで使いたい人は『Mac App Store』
- Trade InterceptorをWindowsで使いたい人は『Windows』
のボタンをそれぞれクリックしましょう。
『Windows Installer』ボタンをクリックし、ファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行してインストールを開始すればOKです。
Trade Interceptor トレードインターセプターの登録:メールアドレスとパスワード
次に、アカウント作成を行います。
『Sign up for free』をクリックしてメールアドレスとパスワードを登録します。
好きなメールとパスワードを設定しましょう。
Forex experienceは『Begginer』を選択すればOKです。
メッセージが表示されたらOKを押します。
これで登録は完了です。
メールが届いているはずなので、一応確認しておきましょう。
Trade Interceptor トレードインターセプターのログインについて
アカウントの登録が完了したら、次はログインをします。
ログイン時には3つのモードが選択できます。
- TradersGym:過去チャートでの模擬トレード
- Demo:リアルタイムチャートでの模擬トレード
- Live:リアルタイムでの本番トレード(2019年現在、使用不可)
今回は過去チャートでの練習を行うので、『Traders Gym』を選択しましょう。
また、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
『Login』ボタンをクリックして、Trade Interceptorへログインしましょう!
しばらく待つとログインできます。
Trade Interceptorのアカウント作成
次に、トレードアカウントの作成です。
『Add Trading Account』をクリックしてアカウントを作成します。
以下の項目を入力し、『Create』をクリックします。
- Name(任意のなまえ)
- Deposit(模擬トレードの証拠金)
- Currency(JPY:円建て、USD:ドル建てなど)
- Leverage(レバッジ)
ここでは『100万円の証拠金』『レバレッジ最大200倍』で設定しました。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_basic.png” name=”みつきよ”]練習トレード用なので、好きな値でOKです![/prpsay]画面左下に作成したアカウントが表示されました。
【trade interceptor 使い方】トレードインターセプターの使い方を解説

トレードインターセプターの使い方を解説します
いよいよ、トレードインターセプターの使い方を説明します。
説明内容は以下のとおりです。
- 通貨ペア・チャートの表示方法
- 時間足の変更について
- 複数時間足(MTF)での同時表示・同時再生について
- ローソク足チャートの早送り、巻き戻しについて
- インジケーターの表示方法(移動平均線など)
- エントリーとエグジットの方法
- トレード履歴の確認方法
一つずつ解説していきます。
Trade Interceptor 通貨ペア・チャートの表示方法
通貨ペア・チャートを表示します。
項目をそれぞれ入力しましょう。
今回は、『ドル円の1時間足を1年分表示する設定』をしてみます・
- Feed:『TI』を選択
- Price type:お好みで(ここでは平均を選択)
- Symbol:お好みで(ここではドル/円を選択)
- Timescale:お好みで(ここでは1時間足)
- Start Date(チャートの開始年月日)
- End Date(チャートの終了年月日)
OKボタンをクリックするとチャートが表示されます。
マウスホイールで拡大・縮小が出来るので、見やすいように大きさを調整しましょう。
時間足についての補足
また、時間足によって『Start Date』『End Date』で設定可能な開始~終了期間が変わります。
時間足 | 設定可能な期間 |
1分足 | 30日(1ヶ月) |
2分足 | 60日(2ヶ月) |
3分足 | 90日(3ヶ月) |
5分足 | 150日(5ヶ月) |
10分足 | 300日(10ヶ月) |
15分足 | 450日(約1年3ヶ月) |
30分足 | 900日(約2年6ヶ月) |
1時間足 | 1800日(約5年) |
2時間足 | 3600日(約10年) |
3時間足 | 5400日(約15年) |
4時間足 | 無制限 |
8時間足 | 無制限 |
日足 | 無制限 |
週足 | 無制限 |
月足 | 無制限 |
Trade Interceptor 時間足の変更について
時間足の変更方法を説明します。
画面左下のアカウントのすぐ上にある所をクリックして変更します。
なお、先ほど説明したとおり、ここでは『最初に設定した足の上位足しか選べない』ので注意しましょう。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_basic.png” name=”みつきよ”]もし間違って設定してしまった場合は、再度チャートの設定からやり直せばOKです[/prpsay]複数時間足(MTF)での同時表示・同時再生について
複数時間足(MTF)の表示方法を説明します。
4つ窓のアイコンをクリックします。
すると、複数時間足の表示パターンが選択可能になります。
今回は、3画面表示をしてみます。
このように表示されました。
なお、それぞれのチャートをクリックすれば、時間足をバラバラに設定することが可能です。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_basic.png” name=”みつきよ”]例として、左から『日足』『4時間足』『1時間足』のように、よく使われる上位足~下位足の時間軸を設定してみました。[/prpsay]この状態で再生ボタンを押せば、MTF(マルチタイムフレーム)でチャートを再生できるので、FXトレードの練習、検証に役立ちます。
ローソク足チャートの早送り、巻き戻しについて
ローソク足チャートの早送り、巻き戻し方法について説明します。
早送りと巻き戻しは少しコツがありまして、1回クリックしたあと『Enterキー長押し』で行えます。
- 再生ボタン(普通に再生します)
- 巻き戻しボタン(1回クリック→Enterキー押しっぱなしで高速巻き戻し)
- 早送りボタン(1回クリック→Enterキー押しっぱなしで高速早送り)
Trade Interceptor インジケーターの表示方法(移動平均線など)
インジケーターの表示方法を説明します。
試しに『単純移動平均線(Simple Moving Average)』を設定してみます。
- インジケーターのアイコンをクリック
- 『Add Indicator』をクリック
- 検索ボックスで「sim…」と入力
- 『Simple Moving Average』がヒットするので選択
- 『Add』をクリック
移動平均線が表示されました。デフォルトの設定では14日期間になっています。
再度インジケーターアイコンを押せば、期間のパラメーターや色、太さなどを変更できます。
- インジケーターのアイコンをクリック
- 『Simple Moving Average』をクリック
- 『Period(期間)』に『20』を入力
- 『Color』そのまま
- 『Size』そのまま
- 『Save as Default』をクリック
Trade Interceptor ラインやフィボナッチなど、描画ツールの説明
ラインやフィボナッチなどは描画ツールで表示させることができます。
- 『Tools』アイコンをクリック
- ラインを引きたい場合は『Lines』から選択
- フィボナッチを引きたい場合は『Fibonacci』から選択
Trade Interceptor エントリーとエグジットの方法
エントリーとエグジットの方法を説明します。
Trade Interceptorでは、
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
すべて使うことができます。
今回は、成行注文で説明します。
- チャートの空白エリアで右クリック
- 『Order winsow』をクリック
注文用のウインドウが表示されるので、それぞれ入力します。
- Quantity:ロット数(画像は1万通貨)
- Instant Execution(成行注文)
- Buy:ロングなら『Buy』、ショートなら『Sell』
- 『Place Order』をクリックで注文が完了
指値注文する場合は、『Pending order』を選択し、指値のレートを入力してください。
エントリー~エグジットまでは以下の流れで行います。
先ほど説明した方法で成行エントリーし、再生ボタンでチャートを進めてみました。
- 成行注文でエントリーしたポイント(青い▷が表示)
- 再生ボタンでチャートを前に進める
- 現在のローソク足の最新位置
このあとポジションをクローズする場合は、画面中央下にあるポジション一覧から選択します。
『右クリック→Close Position』すれば、手仕舞いとなります。
手仕舞いすると、結果がチャート上に表示されます。
- pips数が表示。今回は、プラス28.85pips
- トレードの結果が一覧で表示される。
Trade Interceptor トレード履歴の確認方法
トレード履歴の確認方法を説明します。
画面左下のエリアで『Trading Report』をクリックすれば、レポートを表示できます。
- CLOSED TRADES:ポジションごとのトレード履歴
- Trading Intelligence:トレード回数、平均利益、平均損失など
- Summary:最大利益、最大損失、平均利益率、平均損失率など
【trade interceptor 使い方】まとめ~トレードインターセプターでFXの練習・検証をしよう~

FXは練習しないと勝てないが、練習すればするほど上達するのも事実
Trade Interceptorは、完全無料で使えるFXトレードの検証・練習ツールです。
冒頭でも触れましたが、FXで勝ち続けられる人は全体のわずか10%と言われています。
勝つためには練習が必要不可欠。
トレードインターセプターは、そんなFX練習の効率化を図ってくれます。
そして、練習でコツを掴んできたら『まずは本番で少額トレード』を始めましょう。
練習で勝てないのに、本番で勝てることはまずあり得ません。
なお、『チャートパターンを知らない!』『トレード手法が決まってない!』という場合は、書籍で基本的な知識を吸収してください。
ご参考まで、僕がFXを始めたころに買った本はこちらになります。
一通りのチャートパターンがわかりやすく書かれているので、FX初心者におすすめの1冊です。
[prpsay img=”みつきよ” img=”https://mitsu-kiyo.com/wp-content/uploads/2019/06/mitsukiyo_basic.png” name=”みつきよ”]しっかり読み込んで、頭に入れておきましょう![/prpsay]TradingView 使い方|基本~応用・特徴まで徹底解説!トレーディングビューの使い方|チャートの見方|インジケーターの設定方法|アプリ版も対応』
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