2020春ドラマ情報まとめました♪

【書評No.17】嫌われる勇気|岸見 一郎,古賀 史健【要約・感想】

みつきよ
こんにちは、みつきよ( @mitsu_kiyo )です

今日紹介する1冊はこちら

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

本書は、この本の売れない現代において150万部以上を売り上げるという驚異的な数値を叩き出した一冊。

あの毒舌で有名なホリエモンも絶賛しています。

よくぞ言ってくれた!という感じでした。

僕が本を書くと、ある種の色眼鏡で見られてしまうことがあると思うんです。

「お前だからできるんだろう」とか、「普通はそんな生き方はできないよ」とか。

でも、アドラーはそういう考え方をきちんと理論立てて体系化している。

僕の生き方が特殊ではないということを証明してくれているんです。

出展:ホリエモンが共感したアドラー心理学が教える現代サバイブ術

本書の内容をまとめると、重要なポイントは3つ。

本書の重要ポイント

  1. 人は『原因論』ではなく『目的論』で行動している
  2. 『承認欲求』を否定せよ
  3. 『過去』と『未来』ではなく『今この瞬間』を生きよ

 

正直、この本を読んだときはかなりの衝撃を受けました。

 

目的論という考えと、承認欲求を捨てて他人の課題を分離する。

 

これ、人生めちゃくちゃ変わるんじゃないかって。

 

みつきよ
親しい友人に贈りたい一冊です。

 

この記事では、上記の3点を要約しつつ読んだ感想を添えていきますね。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気|Amazonの内容抜粋

一流の人はなぜそこまで 習慣にこだわるのか|Amazonの内容抜粋

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

出展:Amazonの内容紹介

人は『原因論』ではなく『目的論』で行動している

人は『原因論』ではなく『目的論』で動く

アドラー心理学では、人は『原因論』ではなく『目的論』で行動していると説いています。

親からの虐待が『原因』で引きこもっているのではなく、引きこもるという『目的』のために虐待を引き合いに出している

例えば、本書の中で『自分は両親に虐待を受けたから、社会に適合できず引きこもりになった男性』が登場します。

両親の虐待のせいで俺は対人恐怖症になった、だから部屋から出るのが恐いんだ。

引きこもりの男性

これを原因論で考えた場合、

  • 両親の虐待という『原因』があったから対人恐怖症になり、部屋に引きこもっている

となります。

一方、アドラー心理学の目的論は以下のように考えます。

  • 部屋に引きこもりたいという『目的』があるから、『両親から虐待された』という過去の事象を引き合いに出している

外に出ることなく、ずっと自室にひきこもっていれば、親が心配する。

親の注目を一身に集めることができる。まるで腫れ物に触る世に、丁重に扱ってくれる。

他方、家から一歩でも外に出てしまうと、だれからも注目されない「その他大勢」になってしまいます。

見知らぬ人々に囲まれ、凡庸なるわたし、あるいは他社より見劣りしたわたしになってしまう。

そして誰もわたしを大切に扱ってくれなくなる。

アドラー心理学では、トラウマを明確に否定しています。

過去に『親の虐待』があり、それが引きこもりの友人に影響を与えたことは事実。

でも、大切なのは過去の事象れ自体によって何かが決定されるわけではないということ。

われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。

人生とはだれかに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。

みつきよ
目的論は衝撃的な考え方ですが、僕個人としては非常に合点がいきました。

トラウマは存在しない

アドラー心理学ではトラウマを明確に否定しています。

なぜなら、前述のとおり人は原因論ではなく目的論で行動しているから。

 

僕は学生時代の頃にいじめられていた経験があり、社会人となった今も『いじめが原因でコミュニケーションが苦手だ、だから友達が少ないんだ』と考えていました。

つまり、過去のいじめという『原因』が『いまの自分のコミュニケーション障害』を引き起こしているという原因論になります。

一方、目的論で考えた場合『人とコミュニケーションを取りたくない』という『目的』が、いじめという過去の事象を引き合いに出している。

といった解釈になります。

みつきよ
そう言われると、確かにコミュニケーションを取るのが面倒だから、過去の事象を引き合いに出しているのかも…と僕は感じました。

人は常に「変わらない」という決心をしている

もしも「このままのわたし」であり続けていれば、目の前の出来事にどう対処すればいいか、そしてその結果どんな事が起こるのか、経験から推測できます。

一方、新しいライフスタイルを選んでしまったら、新しい自分になにが起きるかもわからないし、目の前の出来事にどう対処すればいいかもわかりません。

つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。

本書の中では、『小説家になりたいと言いつつ、仕事が忙しくて時間が取れないから作品の投稿に至らない』という人物が登場します。

彼は『仕事の忙しさ』という原因を理由にしています。

しかし、これを目的論で考えると

『作品を投稿して落選したときにプライドが傷ついたり、労力が無駄になって落ち込むのを避ける目的のために、仕事が忙しいことを引き合いにしている』

となります。

これは多くの方が『耳が痛く』なるのではないでしょうか。

みつきよ
僕も、ブログを始める前はあれこれ言い訳をしてスタートが遅れました。振り返れば、『ブログで成果が出せない無価値な自分』を見たくなかったからだと整理しています。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

『承認欲求』を否定せよ

『承認欲求』を否定し『課題の分離』をせよ

アドラー心理学では、『承認欲求』を否定せよと説いています。

承認欲求を捨てれば、自分の人生を生きる事ができる

アドラー心理学では、誰かに褒められたり、求められる『承認欲求』を捨てよ!と説いています。

承認欲求を価値の源泉に置くと、『他人の要望に応え、他人の人生を生きる自分』になってしまいます。

  • 親に認めてほしい、褒めてほしいから勉強を頑張る
  • 上司に褒められたいからやりたくもない仕事をする

これでは永遠に不自由な生き方のままです。

承認欲求を捨てて、価値観を自分自身に置くこと。

つまり、他人の期待を考慮しない、嫌われる勇気を持つということ。

これこそが真の自由であり、アドラーが『承認欲求を捨てよ』と説いている理由になります。

みつきよ
現代社会は承認欲求にまみれているので、この考えを捨てるのはなかなか難しそうです。しかしながら、承認欲求を脱ぎ捨て、『自分だけが納得、満足するか』という究極の自己満足の世界に行けたら、確かにそれは自由な生き方なのかもしれませんね。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

『過去』と『未来』ではなく『今この瞬間』を生きよ

『過去』と『未来』ではなく『今この瞬間』を生きよ

アドラー心理学では、『過去』と『未来』ではなく『今この瞬間』を生きよと説いています。

過去や未来の『たられば』を考えるのは免罪符が欲しいだけ

われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。

過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光の中に生きている証です。

人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を知ることで、自らに免罪符を与えようとしている。

過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。

「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。

~中略~

人生における最大の嘘。それは「いま、ここ」を生きないことです。

  • 過去や未来を気にするのは「いま」を真剣に生きていない証
  • そもそも、確定した『過去』や不明な『未来』は考える必要はない
  • 過去や未来の『たられば』を考える事は、免罪符が欲しいだけだ

みつきよ
ここの一節は、鈍器で頭をぶん殴られたような衝撃が走りました

多くの人が、終わった過去や不明な未来についてあれこれ語ります。

  • 『もしあの時こうしていればこうだった』
  • 『今の自分は本気じゃない。未来の自分はもっと大物になっている』

その作業は気持ちが良く、自分を納得させ、行動しない理由として十分です。

しかし、それではいつまで経っても人生は好転しないとアドラーは言います。

同時に、アドラーは『人はいまこの瞬間から幸せになることができる』とも言っています。

みつきよ
僕が嫌われない勇気を読んで理解した『いまこの瞬間から幸せに生きるために必要なこと』は、以下のとおりです。

  • 目的論を理解し、原因論で行動しないように心がける
  • 他者からの承認欲求を捨て、自分が満足かを人生の主役に置く
  • 他人の課題と自分の課題を分離する。他人の人生を生きない
  • 過去や未来のたらればを考えない。今この瞬間、刹那を真剣に生きる

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

まとめ|嫌われる勇気【要約・感想】

まとめ|嫌われる勇気【要約・感想】

まとめます。

本書の重要ポイント

  • 人は『原因論』ではなく『目的論』で行動している
    • 引きこもるという『目的』のために虐待を引き合いに出している
    • トラウマは存在しない
    • 人は常に「変わらない」という決心をしている
  • 『承認欲求』を否定せよ
    • 承認欲求を捨てれば、自分の人生を生きる事ができる
    • 他人の課題を分離し、他人の人生を生きないようにする
  • 『過去』と『未来』ではなく『今この瞬間』を生きよ
    • 過去や未来の『たられば』を考えるのは免罪符が欲しいだけ
    • 今この瞬間、刹那を真剣に生きる

『嫌われる勇気』は、思想の本であり、人生を変える可能性を持っています。

然しながら、思想は『自分のもの』となるまで長い年月を要します。

みつきよ
今まで生きてきた考えを捨てて、新しい思考を取り入れるってことですからね。めっちゃ時間が掛かると思います

ですが、この本に書かれていることを理解し、日々の生活で少しずつ実践していけば、自分の人生は良いものになっていく。

そう思わせてくれる一冊でした。

みつきよ
一家に一冊、我が家のバイブル認定です!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

我が家のバイブル認定した本、他にも書評を書いてます⇩

【書評No.9】小さな習慣|スティーヴン・ガイズ【要約・感想】

小さな習慣 【書評No.9】小さな習慣|スティーヴン・ガイズ【要約・感想】

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です